ミニ四駆で最速を目指すには、バウンドを少なくする応用技術が必要です。
ここでは、バウンドを減少する為に有効なおすすめ改造をまとめます。
自分に合った改造をピックアップして頂ければと思います。
現在のバウンド減少改造は、凄いですね。
最速を目指すためのバウンド減少改造

ミニ四駆の速度アップ基本改造で速度が上がると、ジャンプの飛距離が伸び、着地時のバウンドが大きくなりコースアウトの可能性が高くなります。
そこで、着地時の衝撃を吸収し、バウンド量を減少する対応が必要になります。
バウンド減少改造
バウンドを減少させるために沢山の改造があります。
ここではそれらの一部を紹介していきます。
マスダンパー
シャーシの前後、サイドなどに、上下するマスダンパーを装備すると、車体が着地した時に受ける衝撃をマスダンパーが吸収し、シャーシはバウンドしないというバウンド減少装置です。
FM-AシャーシのマッハフレームのB-MAX仕様でマスダンパーの検証を行い動画を作成しましたので、参考にして下さい。
私は、今頃気づいたのですが、マスダンパーの効果は絶大です。
安価で効果が大きいので、是非、効果を確認ください。
FM-AシャーシのマッハフレームのB-MAX改造については、下の内部リンクを参考にしてください。

なお、B-MAXではマスダンパーは鉛直方向にしか作動させられないのですが、斜めに作動させて重心移動をして姿勢制御をするのが、究極の調整となっている様です。
フロント提灯
マスダンパーをフロントタイヤの近くに上から配備しており、その見た目が提灯に似ているのでこう呼ばれている様です。
オープンクラスでは非常に多くの選手が採用しています。初めて見た時は衝撃を受けました。(あ、でもその時はフロントでなくリアを支点にした提灯システムでした。)
私には全く発想できないシステムですが、見ただけで効果絶大なのは理解できました。
賢い人はいるものですね。ただ、ボディーがパカパカするのが嫌いな人も多い様です。


MSシャーシのフル改造を行いました。フロント提灯も実装しましたので、下の内部リンクを参考にしてください。

因みに、最初の提灯はコレ!リア提灯
突然の過去回想4
ステップアップで提灯採用した
2014年6月頃ラメカーボン懐かしい#ミニ四駆 pic.twitter.com/JzrRB9GvkE
— いと ーPokéGO⇔mini4wdー (@ito_to_110) January 18, 2024
東北ダンパー
東北の大会で初お目見えになったもので、こう呼ばれているそうです。
現在はリア側で実装される方が多いと思います。
【と】東北ダンパー#ミニ四駆かるた pic.twitter.com/lU2c9V5bBP
— アツ (@gatsuwr250rxyz) December 23, 2022
うん、東北ダンパーの減衰を作り直したらイイ感じになった😃 pic.twitter.com/SlM1AbbtAG
— ヤム(山本) (@dr_yam_rc) November 18, 2019
キャッチャーダンパー
東北ダンパーの簡易版の様なものです。ミニ四駆キャッチャーを使うのでキャッチャーダンパーと呼ばれています。
改造は簡単で安価でできますので、おすすめです。
これも、リア側で実装する方が多いと思います。

これもMSシャーシのフル改造に実装しています。
ドラえもんダンパー
鈴のように見えるマスダンパーをローラーのゴムで宙吊りにするとダンパー効果がある。
こんなにシンプルな構成で、全方向のダンパーは凄いと思う。

詳細を知りたい方は別記事を参照ください。
作り方もとても簡単で、効果絶大です。

ボールリンクマスダンパー
ボールリンクマスダンパーはB-MAXでもGTアドバンスでも使えるとても便利なアイテム。
プレートはFRP製とカーボン製の2種類があります。
跳ね防止効果は十分でリヤはこれだけで十分と思います。
この錘は8.3gで総重量11.1gですから、効きますよね。
ガラス繊維配合樹脂のアジャスターなので、結構外れません。

カーボンプレートのボールリンクマスダンパー
GTアドバンス用はこちら

スライドダンパー
スライドダンパーは、ローラー部分が左右にスライドすることで着地時やコーナー進入時の衝撃を吸収するパーツです。スライドダンパーもB-MAXでもGTアドバンスでも使えるとても便利なアイテムです。
ジャンプ後の着地では大きな衝撃が発生しますが、スライドダンパーが動くことで衝撃の一部を逃がすことができ、マシンの跳ね返りを抑える効果が期待できます。
また、コーナーで壁に接触した際の衝撃も吸収しやすくなるため、走行安定性の向上にも役立ちます。
GTアドバンスでも使用可能な純正グレードアップパーツであり、ボールリンクマスダンパーと並んで比較的導入しやすい姿勢制御パーツの一つです。
フロント用
リア用
※カーボンプレートはGTアドバンスでは使用できません。
MSフレキ
MSフレキは、MSシャーシ特有の改造です。
MSシャーシはモーターをミッドシップノーズ、センター、テールの3分割で構成されていますが、ノーズ、テールがセンターシャーシを基準に上下にスライドできる様な改造を行いフレキシブルシャーシにすることで、バウンドを吸収する改造です。

タミヤ公式ガイドブック『ミニ四駆超速ガイド2020-2021』、『同2021-2022』、『同2024-2025』に掲載されています。
オープンクラスではMSフレキを採用する選手が非常に多く、現在でも主流の改造の一つとなっています。
それだけ効果があり、実戦的ということと思います。
もしかすると、MSフレキを装備したミニ四駆キットが出るのかな?
などとも思っています。出ないかな??
こちらからミニ四駆超速ガイドが購入出来ます。
独立懸架サスペンション
ミニ四駆の独立懸架サスペンションは、沢山の人が試作、検討をしている様です。
ただ、多くの人が実践する代表的な改造は未だ出て来ていないようで(?)、今後に期待です。
バネとガタ
現在のミニ四駆はバネ、ガタ、重心移動により、姿勢制御、バウンド制御する方法が色々試行錯誤されている様です。
効果が大きくて、確実性が高く、軽くて、更に安価であればこの上無しですね。
今後、頑張って紹介して参ります。
一方で近年のストッククラス、B-MAX、GTアドバンスでは、プレート類のグラつき取り付けや車軸を跨ぐボールリンクマスダンパーなどが禁止されており、可動ギミックに頼らないセッティングが重視されています。
なお、ストッククラスでは2026年5月頃まではポン付けのフロント提灯やリア提灯が使用できましたが、レギュレーション改定により現在は使用できなくなっています。
ホイール・タイヤの硬度アップ
ミニ四駆のバウンド減少のためにホイール、タイヤの選定は重要です。
タイヤの径は速度に直結しますが、ここではバウンドの減少に絞って記述いたします。
ホイール・タイヤの大きさ

ホイール・タイヤには、大きさで大別すると3種類があります。
- 大径(タイヤ直径31mm)
- ローハイト(タイヤ直径26mm)
- 小径(タイヤ直径24mm)
同じ材質のホイール・タイヤで比較すると、(構造差によりそうならないこともありますが、)大径は小径より柔らかくなります。
従って、大径はバウンドし易く、小径が一番硬くてバウンドしない事になります。
ホイールの材質
ホイールは材料で大別すると3種類あります。
- プラスチック製(普通の物)
- 強化プラスチック製(通称カーボンホイールなど)
- アルミ製
同じ大きさのホイルで比較するとプラスチック製は柔らかく、アルミ製が硬いのは簡単に想像できると思います。
従って、プラスチックはバウンドし易く、アルミ製が一番硬く、バウンドしない事になります。
タイヤの材質
タイヤの材質は大別すると2種類あります。
- スポンジタイヤ
- ゴムタイヤ
スポンジタイヤに比べるとゴムタイヤの方が固く、バウンドは少なくなります。
さらに詳しく調べるとゴムタイヤにもたくさんの種類があります。
ゴムタイヤの種類
- ソフト
- ノーマルゴム
- ハードタイヤ
- スーパーハード
- ローフリクションタイヤ
ノーマルタイヤは柔らかいので跳ね易く、ローフリクションタイヤは硬く変形量が少ないため、着地時の跳ね返りを抑えやすい特徴があります。
ミニ四駆タイヤ材質の特徴比較
| タイヤ材質 | 硬さ | グリップ力 | コーナー減速 | ジャンプ安定性 | 現在の使用率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ノーマルタイヤ | 柔らかい | 高い | 大きい | 普通 | ★☆☆☆☆ |
| ハードタイヤ | やや硬い | やや低い | やや小さい | 普通 | ★☆☆☆☆ |
| スーパーハードタイヤ | 非常に硬い | 低い | 小さい | 非常に高い | ★★★★★ |
| ローフリクションタイヤ | 硬い | 非常に低い | 非常に小さい | 高い | ★★★★☆ |
| スポンジタイヤ | 非常に柔らかい | 高い | 大きい | 条件次第 | ★☆☆☆☆ |
※使用率はタミヤ公式大会、ストッククラス、B-MAX(Basic-MAX)、GTアドバンスなどで見られる一般的な傾向をもとにした筆者の目安です。
更に、そのタイヤを削ってタイヤの厚さを薄くする(ペラタイヤ)と、更にバウンドしにくくなります。(但し駆動力は逆で、ローフリクションタイヤは駆動力が低く、駆動伝達力は犠牲になります。)
従って、ホイール・タイヤの跳ねやすさをを比較すると、以下の結果になります。
ミニ四駆ホイールのバウンドし易さと特徴
| プラスチック | 強化プラスチック | アルミ | |
| 大径 | バウンドし易いが、速い。軽めで安価。 | バウンドし易いが、速い。軽い。 | バウンドは少なめも、速い。重くて、高価。 |
| ローハイト | バウンドは少なめ、軽くて、安価。 | バウンドは少なめ、軽め。 | バウンドは少ない。重くて高価。 |
| 小径 | バウンドは少なめ、軽くて、安価。 | バウンドは少なめ、軽め。 | バウンドは最も少ない。重めで高価。 |
- バウンドの少なさだけで比較すると、小径アルミホイールにローフリクションペラタイヤを組み合わせた構成は有力な選択肢の一つになります。
- 左上の大径ホイールでプラスチック製にスポンジタイヤを厚いまま装着したものが、最もバウンドし易い事になります。
- 現状、大会等で上位入賞する方々は、ローハイトホイールにローフリクションペラタイヤの組み合わせで直径24mm以下にしている人が多いと思います。
但し、ペラタイヤはバウンド減少以上に軽量化、低重心化の狙いが占める割合が多いのも事実です。
おすすめのタイヤとホイール
ローハイトカーボンホイールにローフリクションタイヤのセット
ローハイトアルミホイール
ミニ四駆 最速を目指すバウンド減少改造まとめ
ミニ四駆で最速を目指すバウンド減少改造のおすすめ改造は以下の内容です。
但し、どの様なコースでも最速になるというようなミニ四駆は存在しません。
コースによって、セクションによって、その都度最適対応をした人が勝利を勝ち取るというのがミニ四駆と思います。
熟練者は強充電・普通充電・弱充電の電池を3種準備して、大会に挑み、使い分けます。
また、モーターの成長も含めた選定、必要な改造、不必要な改造、マスダンパーの重量調整などをコースを見て判断し、可能ならレース済みの人の話を聞いて、レース前に対応しています。
おすすめ改造
タミヤ公式戦用
タミヤ公式戦用におすすめの改造を紹介します。
- タイヤはローハイトのスーパーハードかローフリクションのペラタイヤ
- ホイールはアルミ、または軽量強化ホイール
- シャーシはMSシャーシとしMSフレキの改造を実施。
- フロント提灯とリアに東北ダンパー、又はキャッチャーダンパー
- (モーターはハイパワー&ハイスピード系)
- (バンクスルー対応済みのブレーキ装備)
- (フロントATバンパー、リアアンカー)
- (底面はフラットに、壁に引っ掛かり難い形状に)
- (シャーシの捩れが少ない強度確保)
あ!!、勿論、上記の改造をする前に、各部の走行抵抗を最小限にするために、色々な速度アップ改造を実施済である事も重要です。
ストッククラス(B-MAX)、GTアドバンス用
ポン付け無改造ルールでのおすすめセッティングを紹介します。
- フロントスライドダンパー
- ボールリンクマスダンパー(リアで使用)
- 少し重めのサイドマスダンパー
- 前に調整用の軽めのマスダンパー
- ホイールはアルミ、または軽量強化ホイール
- タイヤは小径またはローハイトのスーパーハードかローフリクション
- (バンクスルー対応済みのブレーキ装備)
- (底面はフラットに、壁に引っ掛かり難い形状に)
- (貫通ホイール)
- (モーターはハイパワー&ハイスピード系)
ストッククラスでは2026年5月頃まではポン付けのフロント提灯やリア提灯が使用できましたが、レギュレーション改定により現在は使用できなくなっています。
レギュレーションによって使用できるパーツや改造方法は大きく異なります。
特に提灯、スライドダンパー、ボールリンクマスダンパー、カーボンプレートなどはクラスによって扱いが異なります。
タミヤ公式、B-MAX、GTアドバンス、ストッククラスの違いについては、下記の記事で詳しく解説しています。
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速度アップ改造はこちら
減速する改造はこちら
コースへ復帰する改造はこちら
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