ミニ四駆 VZシャーシ レーザーミニ四駆シリーズのロードスピリットの素組みを行います。
ロードスピリットは、最新のVZシャーシを使用しており、フロントスタビライザー(羽形状)、リヤブレーキ、リヤハイトローラーのロードスピリット専用パーツが有り、ボディーは2ピース構造で、大径スリックタイヤでギア比は4.2:1です。キットにここまで機能的なリヤブレーキが装備されたのはこのキットが初めてで、素組みでの走行が非常に楽しみです。
VZシャーシはVSシャーシの発展型ですが、シャーシのアチコチに追加されたビス用の穴が、更なる機能拡張の可能性を広げています。スラスト角1度、電池なし重量が61.3g?に加え、ホイールベース80mm、トレッド前59.5mm後65.5mmの運動性能は優秀ですので期待が持てます。
一度、素組みをしてみます。試走が楽しみです。
レーザーミニ四駆シリーズ VZシャーシ ロードスピリットは、すでに高価ですがこちらから購入可能です。
ミニ四駆 レーザーミニ四駆シリーズ No.2 ロードスピリット(VZシャーシ)の素組み
組み立てに以下の工具を使用します。
- プラスドライバー(小ネジ用)
- ニッパー(爪切りでも代用可能)
- ピンセット
- 楊枝
- ヤスリ
シャーシ上側の組み立て
レーザーミニ四駆シリーズ No.2 ロードスピリット(VZシャーシ)のシャーシ上側の組み立てです。マニュアルの①、②、③、④、⑤、⑥です。
グリスを塗布する指示がありますが、未だ、グリスは塗らないでください。
必要なパーツを丁寧にカットしてください。
ガイドローラ、金属ワッシャー、シャフト軸受けの表裏
ここで注意があります。ガイドローラーと金属ワッシャー表裏に注意してください。マニュアルには記載ありませんが、私はガイドローラーは滑らかな面を見える面(上側)にしています。金属ワッシャーはコーナーがだれている面をローラー側にしています。
シャフト軸受のプラスチックにも表裏があります。穴周辺が凸になっている面を外側にして組むのが基本です。
ホイールの組み立て
シャフト軸受けは中央が凸の部分を外側にして組み立ててください。ホイールと軸受のガタは0.1mmから0.5mmくらいがおすすめです。ガタがゼロでは負荷になりますのでダメです。ガタが多いのも問題があります。なるべく垂直に差し込み、回転した時のタイヤの振れが小さい方が良好です。このロードスピリットは、ガタは前1.0mm、後0.5mmくらいでしたのでそのままにしています。
プロペラシャフトを組み立て
プロペラシャフトは組み立て時に注意が必要です。殆どのプロペラシャフトは長めに圧入されています。下の写真は左側がフロント、右側がリアです。
プロペラシャフトのギアのコーナーカット、圧入高さの調整は実施しています。
下の写真はプロペラギアを削ったものです。爪切りで歯の一枚一枚を少し斜めにカットするのがおすすめです。切れるニッパーなら、ニッパーでも大丈夫です。バリが出ましたら、カッターでカットしてください。全4面のコーナーを結構な量をカットしています。
併せて、シャーシと接触する軸を6000番の紙やすりで表面をなめらかにしました。
紙やすりを軸に巻き付けて、軸をグルグル回します。
紙やすりでなく、ただの紙でも良いような気がします。
スパーギア、クラウンギアはシャーシ等と面接触していますが、素組みでフローティングは、なかなか厳しいのでこのままにします。
モーターユニットの組み立て
次はモーターユニットの組み立てです。マニュアルの⑦、⑧、⑨です。電池受けのターミナルとモーターのターミナルにはなるべく手で触れないように注意してください。触ってしまったら拭いておくのがおすすめです。
モーターホルダーを丁寧にカットし、金属になるべく触らない様にして組み立ててください。私は組み立てはピンセットを使用し、組み立てます。
ここで、おすすめの改造があります。ブレーキ用スポンジをカットして、電池ターミナルとモーターホルダーの間に挟んでください。電池との接触が安定しておすすめです。
モーターとスイッチの組み立て
上で組み立てた、モーターユニットとスイッチなどを組み立て、電池も組み込みます。マニュアルの10〜13です。
スイッチ側の電池ターミナルも手で触らない様にしてください。
丁寧にカットし、組み立ててください。フロントのカバーは前方を斜めに軸部分に差し込んで、後方に回して締める構造です。
カウンターギヤのシャフトは磨いてみました。
ん〜、差が分からないですね。左:初期⇨右:磨いた後
カウンターギアに小ワッシャーを1枚入れました。
とりあえず、ここまで組み立て完了。
前後ステーの組み立て
前後ステーを組み立てます。マニュアルの14〜17です。
丁寧にカットし組み立ててください。
上下、前後、横からの写真です。
駆動系のロス確認
ここまで組み立てが出来ましたら、未だグリスは塗っていませんが、電池を組み込んで、5秒程度タイヤを回転させて音を聞いてみましょう。なお、ローラー、ギアなど回転するパーツを組み込む際には、スムーズに回転しているか?締めすぎてギチギチになって負荷になってしまうとそれは問題です。正当な速度で走らない原因になりますので、注意ください。
ひどい異音がする場合、その音がスムーズになるように取り付けの見直しをするのですが、グリースなしで回し過ぎてしまうと、変に摩耗が進んでしまいますので、とんでもない問題がなければ、グリースを必要部分に塗布してください。専用オイルがあれば専用オイルのほうがベターです。
↓専用オイルはこちらで購入可能です。
但し、プロペラシャフトのシャフト受け部分とカウンターギアの軸、クラウンギアの面接触部分には必ずグリース(又は専用オイル)を塗布してください。なお、グリースは最小限に表面が濡れる程度に塗布してください。塗り過ぎは禁物で、余分なグリースは邪魔をするだけです。
ここから駆動系のロス改善を実施します。
- モーターにガタはないか?
- シャーシを軽く捻った時に、モーターの通電がなくなることはないか?
- シャーシを軽く捻った時に、急に大きな異音がしないか?
などなどです。が、素組みですから、異音はある程度で妥協するしか無いです。
私の場合は、最初、タイヤのランナーを電池端子の間に挟んで接触圧を上げようとしましたが、接触圧が強すぎてシャーシが変形し回転がスムースでなかったので、ブレーキスポンジに変更しましたところ、スムーズな回転になりました。VZシャーシは精度が良いのですね。^^
レーザーミニ四駆のVZシャーシ完成です。
大径タイヤにギア比4.2:1です。
重量は
- アルカリ電池装着時重量:129g
- 電池なし重量:80.3g
大径タイヤだから重いんですね!?
(ジャドーエースより8gくらい重いです。)
ボディーの組み立て
ボディーの組み立てです。マニュアルの20〜22です。
ボディーは2ピース構造になっていますが、上側を取り付けない状態でも、非常にカッコイイです。
重量も2.6g減量出来ます。
ボディーの塗装、シール貼り付け
ボディーへのシール貼り付けは、自由です。ボディーの塗装が自己主張の最大の見せ場ですので、頑張って素敵なデザインを目指しましょう。タミヤの公式ルールにはシールを貼り付けるか、又は塗装をしている事という規定がありますので、必ず、何らかの装飾が必要です。
全体的にエメラルドグリーン系で統一したいと思うのですが、少しづつやっていきます。
塗装、シール張りは未だですが、全体像を掲示します。^^
あ、ボディーの上側は一応乗せています。
以上で、レーザーミニ四駆シリーズ VZシャーシ ロードスピリットの組み立て暫定完成です。
- 電池装着時重量:140g
- 電池なし重量:91.6g
- 電池、ボディートップなし重量:88.4g(ジャドーエースより1.6g重い)
シールの一部に色を加え、貼り付けました。
赤いラインに緑のペイントを追加し、黒っぽくしました。^^
少しスッキリした印象です。^^
レーザーミニ四駆シリーズ VZシャーシ ロードスピリットはこちらから購入可能です。
ミニ四駆超速グランプリは読んでおくべき!!
付録のステッカーは使えますよ^^
素組み最速シャーシの記事(内部リンク)はこちら!!