ミニ四駆スターターパックMAパワータイプ(ブラストアロー)を組み立てます。BMAXを見据えたビギナー向け改造です。
スターターパックはドライバーなどの組み立てに必要な簡易工具とお勧めのグレードアップパーツが最初から付いており、価格も自分で揃えるよりずっと安価に設定されており、大変お勧めです。
ミニ四駆スターターパックMAパワータイプ(ブラストアロー)の場合は、以下のグレードアップパーツがセットに付属されています。
- トルクチューン2モーター
- スーパーハードタイヤ
- ブレーキセット
- フロントアンダーガード
- マスダンパー
- FRPプレート(フロント・リヤ)
ギア比は3.7:1になっています。パワータイプ設定なので『ちょい速ギア』になっているのでしょう。個人的にはオリジナルの3.5:1のままにして欲しかったです。
ミニ四駆スターターパックMAパワータイプ(ブラストアロー)の定価は2,200円(税込2,420円)です。
MAシャーシのブラストアローは、2013年6月にジャパンカップで発売されたものですが、ルマン24時間レースを走るプロトカーの様なイメージで、重厚な雰囲気です。ここまで重厚なプラボディーのデザインはミニ四駆ではあまり無いですよね。ホイールやローラーの色は2013年当時は青白系でしたが、このブラストアローは赤オレンジ系に仕様が変更になっています。
MAシャーシは、BMAXでもとても速いので、BMAX仕様への改造を見据えて、ポン付けで有効な改造を行い組んでいきます。
ミニ四駆スターターパックMAパワータイプ(ブラストアロー)は、今なら定価より安く購入ができます。
ミニ四駆スターターパックMAパワータイプ(ブラストアロー)の組み立て
ボディーの組み立て
綺麗に切り取り、シールも丁寧に貼り付けて、最後にクリア塗装をして組み立てがおすすめです。
ホイール、ローラーの色が赤、オレンジですので、蛍光オレンジスプレーを使って冒険してみました。
ちょっとやりすぎましたね^^
重量は、19.6gです。シールと塗装で+1.2gです。
シャーシの組み立て
MAシャーシは精度がかなり良く、またミニ四駆プロシリーズで両軸モーターを使用しますので、プロペラシャフトが無いため、駆動効率が良く、大きな武器になります。そのまま組み立てただけでも戦闘力の高いマシンです。
BMAX仕様を考慮して、以下の改造を行います。
- タイヤシャフトを72mmロングシャフトに変更し、ホイールを貫通させる
AO-1043 ミニ四駆 2×72mm六角シャフト(10本)286円 - タイヤ軸受に620ボールベアリングを装着する(4個 脱脂する)
HG 丸穴ボールベアリング (4個)1,540円 - カウンターギアに520ボールベアリングを装着する(2個 脱脂する)
AO-1017 520ボールベアリング(4個セット)858円 - 電池端子にブレーキ用スポンジを挟み込む
- グリスの代わりにオイルペンを使用する。
ミニ四駆 オイルペン 638円
上記の改造で、BMAX規格に問題なく、随分戦闘力が上がると思います。
グレードアップパーツの購入はこちらから!!
部品を丁寧にカットし、組み立てていきます。
ベアリングの脱脂
車軸受とカウンターギアにベアリングを組み込みますが、その前に脱脂します。速さが格段に違いますので実施ください。BMAX Ver2.0でもベアリングの脱脂はOKです。
脱脂の完了したベアリングを組み込みます。
カウンターギアは、小ワッシャーをそれぞれ一枚組むのがおすすめです。
電気ターミナルの接触力の補強改造
電池ターミナルには、ブレーキパッドを切って挟み込むのがおすすめです。
BMAX Ver2.0でもブレーキパッドを使うのはOKです。
モーターの端子は、少し持ち上がっていた方が良いです。
以上の作業を行い、シャーシを組み立てました。
アルカリ電池込みで121g、電池無しで72.4gでした。
ステーとローラーの組み立て
MAシャーシ ブラストアローのスターターパックは前後のステーは上側にFRPのステーが装備されています。下側には、フロントアンダーガード、リアはブレーキセットを装着します。
フロント装備
- FRPステー
- フロントアンダーガード
- 低摩擦プラローラー 1セット
リア装備
- FRPステー
- ブレーキセット
- マスダンパー
- 低摩擦プラローラー 2セット
駆動系は下の組み合わせですので、この速度設定なら、上記のミニ四駆スターターパックMAパワータイプの組み合わせでなんとかなりそうな気がします。
- トルクチューン2モーター
- ちょい速ギア
- 小径ローハイトハードタイヤ
MAシャーシ ブラストアローのスターターパックのシャーシの組み立てが完了しました。
MAシャーシ ブラストアローのスターターパックの課題
リアはマスダンパーの効果があり跳ねにくいですが、フロントは跳ねてしまいます。このままではダメと思いますので、最低限フロントにマスダンパーを追加したいです。
また、今後BMAXでダッシュ系モーターを装着する場合は、フロントブレーキ、リアブレーキも見直さないといけないかもしれません。フロントとサイドにマスダンパーの追加は必須と思います。それでもBMAXで勝つためには、結局、ブレーキのセッティングが最重要と思います。安定した確実なブレーキングをするためには、安定させる事ができる構成のブレーキセッティングが必要と思います。
重量は、アルカリ電池込みで152g、電池無しで103.8gです。
この状態で、電源をONしましたところ、スムーズな回転音でしたので、オイルアップしました。
オイルは前出のミニ四駆 オイルペンを使用しています。
ミニ四駆スターターパックMAパワータイプ(ブラストアロー)を組み立てのまとめ
MAシャーシ ブラストアローのスターターパックは改造を加えて以下の構成になりました。
- トルクチューン2モーター
- ちょい速ギア
- 小径ローハイトハードタイヤ
フロント装備
- FRPステー
- フロントアンダーガード
- 低摩擦プラローラー 1セット
リア装備
- FRPステー
- ブレーキセット
- マスダンパー
- 低摩擦プラローラー 2セット
以上はスターターパック 2420円に含まれます。
今回追加をしたのは
- AO-1043 ミニ四駆 2×72mm六角シャフト(10本)286円 (実質8本余る)
- HG 丸穴ボールベアリング (4個)1,540円
- AO-1017 520ボールベアリング(4個セット)858円 (実質2個余る)
- ミニ四駆 オイルペン 638円(実質0円で計算)
購入額合計:5742円
実質マシン価格:4446円
重量は、アルカリ電池込みで173g、電池無しで124.1gでした。
MAシャーシのマッハフレームに比べると安価な気がします。スターターパックはお得と思います。
2番のHG 丸穴ボールベアリングを、丸穴ボールベアリング (4個)880円に変えると更に安価で改造が出来ます。
購入額合計:4862円
実質マシン価格:3567円
丸穴ボールベアリング (4個)を購入したい方はこちらから
試走後のマシン完成品
試走の結果を踏まえて、調整後を掲示予定です。
ミニ四駆スターターパックMAパワータイプ(ブラストアロー)は、今なら定価より安く購入ができます。
ミニ四駆超速グランプリは読んでおくべき!!
付録のステッカーは使えますよ^^
今のおすすめキットはこれ
お店で見つけたら即購入